気分はちょっとビールクズ

日々のクラフトビールの記録を中心に。

志賀高原ビール Takashi Imperial Stout

f:id:Laplace0080:20160316203153j:plain

スタイル:インペリアルスタウト

度数:10%

IBU:78

色:黒色

アロマ:コーヒーのような香り

フレーバー:モルト由来の甘みはあまり感じず、ホップ由来の柑橘のワタのような苦みが舌を覆う。最後にコーヒーのような香ばしい香りが鼻から抜ける。全体的にインペリアルスタウト特有の重厚さはあまり感じず、ドライな印象を受ける。

ボディ:ミディアムハイ

 

志賀高原ビール初のインペリアルスタウト。

ラベルの説明にもある通り、志賀高原ビールらしくホッピーな仕上がりでIBUもIPA並。

実際に飲んでも、アメリカンIPAを思わせる苦みを強く感じ、ドライでアルコール度数を感じず、するする飲めてしまうので危ない。

もはや「インペリアルスタウト」ではなく「インペリアルブラックIPA」でも良いのでないかとも思うw

焼いた肉料理や甘いデザートに合いそうな印象。実際にガトーショコラを食べながら飲んでみたが相性は良かったなぁ~。

志賀高原ビール saison blanc

f:id:Laplace0080:20160309210715j:plain

スタイル:セゾン

度数:5.5%

IBU:30

色:金色

アロマ:マスカットのようなフルーティーな香り。

フレーバー:ペッパーのようなスパイシーさ、その後に土っぽい風味を感じる。モルトの甘さはほとんど感じられず、かすかに酸味を感じる。ホップ由来の苦みは青々とした草のような苦み。マスカットのような甘い香りが鼻から抜ける。全体的にドライな印象を受ける。

ボディ:ライト

 

最近出た志賀高原のセゾン。

志賀高原のセゾンといえばインディアサマーセゾンだけど、こちらはそれよりも苦みが穏やか。

ホップにはネルソンソーヴィンが使われているのか、マスカットのようなアロマがとても良い。フレーバーは土っぽい風味で、説明にある通り白ワインに近いような感じ。

 

Hair of the Dog×志賀高原ビール Monkey Claws

f:id:Laplace0080:20160218202523j:plain

スタイル:ウエストコーストスタイルバーレーワイン


度数:12%


IBU:85


色:濃い琥珀


アロマ:オレンジのような柑橘系の香り。
フレーバー:すっきりとした甘みを感じ、柑橘の皮のような苦みを感じる。苦みは長い間舌に残る。後味はドライだが、アルコール感はしっかりと感じる。


ボディ:フル

 

前回に引き続き、Hair of the Dog×志賀高原ビールのコラボビール。

今回はウエストコーストスタイルバーレーワイン。名前は仰々しいが要するにホップが効いててガッツリ苦いバーレーワイン。

バーレーワインとしか知らずにモルティーなものだと思って飲んでみたら、まあガッツリ苦くてびっくりΣ(゚Д゚) 

最初はドライだなーと思ってたけど、余韻でアルコール感はしっかり感じるし、苦みは舌にずっと残るしでどっしりしてるね。

つまみにチョコはあまり合わなかったよ(´ω`) IPAと同じく肉に合わせたほうが良いのかも。

Hair of the Dog×志賀高原ビール ADAMU

f:id:Laplace0080:20160211142242j:plain

スタイル:オールドエール

 

度数:10%

 

IBU:60


色:濃い茶色


アロマ:ウィスキーのようなスモーキーな香り


フレーバー:ウィスキーのようなスモーキーなフレーバー、ビターチョコレートのようなフレーバーもわずかに感じる。モルト由来のミルクキャラメルのような甘さ、最後にホップ由来の柑橘類の皮のような苦みを感じる。後味はドライで、心地よいモルトの甘さが舌に残る。

 

ボディ:ミディアム


その他:ピートモルトを使っている。

 

ポートランドのブルワリー、Hair of the Dogと志賀高原ビールのコラボビール。ADAMUはスペルミスではなく、Hair of the DogのADAMの日本版ということでUが入っているそうだ。

 

ウィスキーっぽい感じがしたから木樽熟成かなと思ったが、ピートモルトを使っているかららしい。度数の割にドライで、燻製香が大丈夫なら結構飲みやすい。

 

つまみはチーズ、燻製、あとはチョコレート系のデザートにも合いそう。

アメリカでパイナップルスカルピンがリリース。

Beer Street Jornalを眺めてたら興味深い記事があったので今回はその紹介を。

 

beerstreetjournal.com

 

1月末にアメリカ国内でバラストポイントからパイナップルスカルピンがリリースされた、という記事だ。

 

カルピンとはバラストポイントの一番人気と言ってもよいIPAだ。バラストポイントには、元々ビッグアイという看板IPAがあったが、スカルピンがワールドビアカップ2010で金賞を受賞。それ以後はビッグアイを凌ぐ大人気のIPAとなり、Ratebeerでは100点を獲得している。自分も飲んだことがあるが、華やかなパッションフルーツやグレープフルーツのフレーバーと程よい苦味がとても美味しかったことを覚えている。ちなみにスカルピンとはカリフォルニアカサゴのことで、ラベルにもそれが描かれている。ここのブルワリーは他にもビールの名前を魚から取っていることが多い。

 

このスカルピンにはグレープフルーツスカルピンという派生商品がある。これは文字通り、グレープフルーツを副原料として醸造されたスカルピンだ。恥ずかしながら自分はどちらもまだ飲んでいないので、アロマやフレーバーについては言及できないが、グレープフルーツスカルピンはスカルピンと同様にRatebeerでは100点を獲得している。この結果から、グレープフルーツを効果的に使用した素晴らしいビールを作ることに成功したと容易に推察できる。

 

今回はパイナップルを副原料として醸造されたスカルピンがリリースされた。スカルピンパッションフルーツの華やかなフレーバーを備えていることを考えるならば、パイナップルもスカルピンのフレーバーに非常にマッチしていることだろう。ビール好きとしては気になるので、ぜひ日本にも入ってきてほしい。

Laurelwood Red Elephant Imperial RedAle

f:id:Laplace0080:20160203170929j:plain

Laurelwood Red Elephant Imperial RedAle(オレゴン)
スタイル:インペリアルレッドエール

度数:6.2%

IBU:60

色:濃い銅色

アロマ:パッションフルーツの甘い香り。微かにモルティーな香りもする。

フレーバー:モルト由来のカラメルのような甘さを感じ、パッションフルーツのようなフレーバーが鼻から抜ける。アメリカンホップ由来の草あるいはグレープフルーツの皮のような苦みを感じる。全体的に甘みと苦みのバランスが取れていている。

ボディ:ミディアム

その他:ホップは Nugget、Amarillo、Centennial、Citra、Ahtanum。


オレゴンのブルワリー、ローレルウッドのレッドエール。甘さと苦さのバランスが良くてドリンカブル。

いままで飲んだビールの中でもかなり好みの部類に入るな~。

オレゴンのブルワリー今めっちゃ流行ってるねぇ。

GYPSY INC Soft Focus

f:id:Laplace0080:20160201201250j:plain

GYPSY INC Soft Focus(デンマーク)

スタイル:アメリカンウィートエール

度数:4%

IBU:23

色:薄い黄色

アロマ:新鮮なリンゴ、オレンジのようなシトラスの香り。

フレーバー:まず小麦由来の酸味、次にアメリカンホップ由来のグレープフルーツの皮のような苦みを感じる。苦みはそのままわずかに舌に残る。最後にパッションフルーツの香りが鼻に抜ける。全体的にやわらかで軽い。

ボディ:ライト

その他:ホップはAmarilloとTettnangerを使っている。

 

ジプシーインクはミッケラーのミッケルボルグとトゥオールのトーレ・ギュンターが立ち上げたブランドで、コンセプトは「よりバランスと飲み易さを重視したクラフトビール」。

 

確かに全体的に柔らかい感じで飲みやすくて、ラベルに書いてあるように日中のビーチで海を眺めながら飲むと楽しそうな感じだね。

 

レシピはちょいちょい変わってるようで今回はAmarilloとTettnangerだったけど、調べたらAmarilloとCitraの時もあったみたい。